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スイッチバックの二本木駅(えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン)
二本木駅は新潟県内の鉄道駅として唯一、スイッチバック式のホームが残る駅です。全国的にみてもスイッチバック方式を採用する駅は、10箇所しかありません。初めてのお客さんの中には、「おっ、戻った!?」と驚かれる方もいらっしゃいます^^
東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅でしたが、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線・長野駅 – 金沢駅間延伸開業に際し、並行在来線として経営分離され、えちごトキめき鉄道へ移管されました。
スイッチバックとは
スイッチバックは、険しい斜面を登坂・降坂するため、ある方向から概ね反対方向へと鋭角的に進行方向を転換するジグザグに敷かれた道路又は鉄道線路です。二本木駅では画像のような構造になっています。
付近に急勾配が存在することから1911年(明治44年)の開業時にスイッチバックが採用されました。昭和1960年代に入り蒸気機関車から電車化が進むと、馬力が向上しスイッチバック方式である必要性はなくなりましたが、日本曹達株式会社構内への専用線が設けられていた関係から残され、現在に至るまでその構造が維持されています。
スイッチバックの映像
スイッチバックを体験された方のyoutube動画がこちら。
実際にご乗車頂き、ご自身で体感してみてはいかがでしょうか?^^